旭山動物園 5.ペンギン散歩

2007/1/4、旭山動物園の続き。

さて次は、ぺんぎん館へ行ってトンネル水槽の下から見上げて水中を飛ぶペンギンの観察。。のはずでしたが、お散歩20分前なのに、ペンギン舎近くの通路はすでに何重にも人垣が。待っている人数はどっかのネズミがいるテーマパークのパレード並み。

仕方なく諦めてペンギン散歩の時間を待ちます。冬の風物詩となったペンギン散歩ですが、3月は換羽時期で午後の1回しかやらないそう。キングペンギンがよちよち出てくると、あちこちから「かわい~い!」の声と携帯のシャリーンとかビローンというシャッター音が響きます。ペンギン達は慣れていて、飼育の方が付き添っている安心感もあるのでしょうが、特に立ち止まったりパニックになったりは見ませんでした。

よく見ると、翼の内側の白い部分と先端のグレーの部分の模様に個体差が見られます。大きな個体、太っているのや痩せてるの、好奇心旺盛な個体と、我関せずの姿勢でクールな個体。近くで見ると個性があって面白いです。

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これだけ視線を浴びてもマイペースで歩くペンギン達。

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ところで、8月なんて60万人。。やっぱりテーマパーク並みの来園者。この混雑を避けられないか調べてみたら、4月が入場者数が少ないのだけど。。この時期はペンギン散歩は既にやっていないし、寒ければ南の動物も見れないだろうし、道路はぬかるみでぐしゃぐしゃ。。ついででもないと厳しいかも。12月10日頃のペンギン散歩が始まってすぐ位が良いのでしょうか?

個人的には空いてる冬でいいです。しかし、2月はツアーで流氷と旭山動物園なんて組み方も出てきて今年は19万人。行った日は正月も4日で団体が少なく、空いている方だったかもしれません。ちなみに、ペンギンの散歩は登別マリンパークニクスでも過去に見ています。その時はコンクリートの通路の上を歩いていました。

旭山動物園では広場でジェンツーペンギンが雪の上を腹ばいで滑ったり遊ぶ様子も公開しているそう。時間を決めてでなく、屋内の飼育場所から通路をつなげて、広場に遊びに行くかどうかは本人?の意志しだいだそうです。お散歩から帰ってくるのを待つと遅くなるので、結局ぺんぎん館は次回になりました。

追記:この記事にトラックバックを頂いたサイトの情報で、4月は夏の展示に向けて、休園期間があるとのこと。それでぐっと入場者が少ないのですね。(空いている訳じゃなさそうです。)今年は暖冬でペンギン散歩も早めに終わるらしい。そういえば、静岡では来週にも桜が咲きそうな気配です。

帰りは駅までタクシーを利用したら、3200円ほどかかりました。結構遠い。。
漠然と考えていた計画に間に合ったので、普通列車で増毛へ。

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旭山動物園 4.北の動物・南の動物

2007/1/4、旭山動物園の続き。

入園時にもらえる園内マップの表紙になっているホッキョクギツネ。真っ白で綺麗なんですが。。丸まって寝ているので、前記事のシロフクロウと同じく雪のかたまりみたい。

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隣の馬のような巨大なシカのワピチに角を舐められる、トナカイ。ワピチに角がないので別種でもオスメスなので仲が良いと思ったら。。

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光が入って失敗、捨てようとしたこの画像に謎解きが。ワピチが舐めていた角に干草が絡まっていただけ。後で旭山動物園のサイトを見て、両方ともメスと知りました。トナカイはオスより小さいものの、メスにも角が。トナカイは北方の動物ですが、動物園・水族館協会で調べると、静岡付近では浜松動物園にも。

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野生の北限は下北なので、本来北海道には居ないはずのニホンザルですが、寒さには強いみたいで、かなり活発に動き回っていました。上と下から角度を変えて眺められるようになっています。

サル山の周りの通路からは旭川の町が一望の下に。

Asahiyama_nihonzaru

南の動物のチンパンジーやオランウータンは建物の中に展示。さすがに-5℃位の寒さでは外の運動場には出しません。チンパンジーは暖かい運動場で麻袋を被ったり引きずったりして、雲梯のような器具でずっとぶらさがって往復していました。

Asahiyama_chinpanjikan

これも屋内展示のオランウータンの子供は活発にハンモック状の縄で遊びながらも、時々たらんと寝ている親が気になって戻ってきたり、屋内でも遊具が充実して運動量は充分そう。

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前記事のダチョウに続き、これも雪景色とミスマッチなミナミシロサイ。この重量でもミラーバーンで時々ズリッと滑りながら、数日振りの日光浴を楽しんでいるようでした。

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ひとつ残念なのは、ゾウ(マルミミゾウ)が去年亡くなったらしいこと。動物園の子供のアイドルといえばやっぱりゾウですね。後はクモザルが屋内で展示されていた位。

もうじゅう館は時間の関係で行きませんでしたが、ライオンやアムールトラ、ヒグマとユキヒョウ、アムールヒョウ、クロヒョウを展示。初見のは居ないと思いますが、下から観察できるなど、展示方法を工夫しているらしいので、また行ってみたい。

冬は展示動物が限られているのでサイトを見て確認が必要です。

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旭山動物園 3.日本の鳥+α編

2007/1/4、旭山動物園の続き。

あざらし館を出て、オランウータン舎などを見ていると、園内放送で内容は聞き取れ無いが広場でイベントをやる様子。すでに飼育係の周りは黒山の人だかり。猛禽類の鷹匠風の訓練でした。後で旭山動物園のサイトを見て、「ワシ・タカを学ぶ会」という名称だったことが判りました。ちなみに、ワシ・タカを学ぶ会は体調で、不定期開催とのこと。

空いている方に行くと、トビが係の方の腕に乗っていて、指示すると広場の向こうの売店の屋根まで飛んでいきました。静岡付近のトビと比べて黒い。鷹匠といえばオオタカやクマタカのイメージがあり、ついトレーナーの方に「ヨーロッパのブラックカイト?」と聞いてしまいました。北海道のトビだそう。見慣れたトビでも、慣れているとなかなかかわいい。

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でも、オオタカは精悍でかっこ良く人気者。報道の方もずっとオオタカの写真を撮っていました。横のは体重計かな?そうなら、何百グラムだったのか気になるところ。オスなら600gから、メスなら1キロを越える個体もいるようですが。。

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こんな風にフィールドでエゾフクロウが停まっていたら喜んじゃいますが。。これも展示の一環、エゾフクロウ匠?ケージの中と違い、フクロウが飛ぶとき羽音をたてないのが体感可能。

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もちろん”学ぶ会”なので猛禽類の生態や、絶滅危惧種の説明、などありました。

ワシ・タカ舎の前の看板にも、オオワシやオジロワシが撃って放置されたエゾシカを食べて弾の鉛中毒で死ぬことや、農薬や環境ホルモンが生物ピラミッドの頂点にいるワシタカに蓄積されるなど、環境の問題が提起されていました。

Asahiyama_takakanban

そういうことも考えながら、オオワシも上のような展示をしたら壮観だろうなと思う。

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隣にはオジロワシ。他にクマタカなど。北海道産の動物は冬季展示していないのもいましたが、タンチョウやエゾフクロウは元気でした。

ここから+α。世界の鳥。

シロフクロウも真っ白ですっかり保護色。右を向いています。全体にむくむくで暖かそう。その上、足指まで羽毛に覆われています。

雪の中のシロフクロウ
Asahiyama_sirofukurou

フクロウは他にワシミミズク。もっと色々な鳥も飼育しているのですが、フラミンゴなど南方系の鳥を始め、カモ類などのバードケージ「ととりの村」も冬は展示がお休み。見られる種類が限られています。

雪景色とミスマッチなのに元気なダチョウとエミュ。

Asahiyama_dachou

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旭山動物園 2.ゴマフアザラシ編

前記事に続いて2006/1/4、旭山動物園。次はゴマフアザラシのあざらし館へ。

人の列が吸い込まれるように皆そちらへ向かうので、外観は撮り忘れるほど急いで入館。有名なチューブの通路へ到着前に客のどよめきが聞こえて駆けつけると、丁度下からスーッと上がって来る所。慌ててデジカメを構えますが、すでに上の端にかかる位で外光がまぶしい。停まってくれず、目と鼻を閉じて高速で通り抜けただけで、つぶらな瞳が見えなかった子供達ががっかりした表情でした。案外爪が鋭そう。

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待ちくたびれる人々。

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その後もしばらく待っていましたが、水面で泳ぎ全然チューブに近寄りません。客が多くてご機嫌斜めかとの問いに、整理の係りの方は、数日ぶりに晴れたので、外が気持ちいいのでは?との見解。

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外で上から見ると本当に気持ち良さそう、、ごろごろ日光浴をしたり、水面を活発に泳ぎ回っています。これでは降りて来ないかも。

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ここでは、生息環境の説明のため、夏の間はオジロワシやオオセグロカモメ、ウミネコなども一緒に展示していますが冬は見られないようです。(冬は静岡より南までも上記の鳥が南下するので寒さは苦手か。)他に、館内の水槽では、ババカレイ、ギスカジカといった北の海の魚を少し展示。

ダンゴウオの仲間
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過去記事で書いたように、 能取湖の野生のゴマフアザラシ や 紋別のとっかりセンターのアザラシ も見てきたので、あきらめて他展示へ。

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旭山動物園 1.ホッキョクグマ編

2007/1/4、旭川駅から路線バスで旭山動物園へ。

旭川駅前といっても道路を渡った向こう側のアサヒビルの右横なので、駅から歩いて5分位かかり、列車から乗り換える場合は時間の余裕が必要。当日は前のバスが出て数分というのに、もう10人ほど並んでいました。5分遅れでバスが来たときには長蛇の列で、最初から超満員。

ドアが閉まらないほど詰め込まれてアイスバーンの坂道を登るので、ブレーキをかける度にあちこちで悲鳴があがります。座れて良かった。定刻より遅れ43分位jかかって到着。入口付近の歩道はあまり沢山の人が通るため、ミラーバーン。前を歩いていた人が瞬間目の前から消えて、ゴン!という鈍い音が。。私の靴は一応、靴底くるみ入りスノーシューズだが、気をつけないと。。

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入園券は待たずに買えました。入ってすぐのレストランで先に腹ごしらえ。旭川でなく”旭山”ラーメン。と、どうぶつえんのコロッケ。味は、、普通だけど暖かいのがなにより。

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山あいで、園内が広い上に道はかなりアップダウンが激しく、ここも満遍なく踏み固められてミラーバーン。階段などはさすがにゴムシートなどで滑らないようにしていますが、坂道は転ぶと一気に下まで滑っていきそう。

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最初に「ほっきょくぐま館」へ。

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ホッキョクグマがプールにダイブするのを側面から見られます。一度泳ぎに来たのですが、飛び込んだ瞬間は無理でした。一度飛び込んだのを見た後は。。

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ギャラリーの多さか、禁止なのに焚かれることのあるフラッシュか何かが気に入らないらしく、べーっと舌を出して向こうへ行き、ごろごろしている様子。

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アザラシの目線で眺められるシールズアイの半球カプセルからは、私の順番の時には見える位置にいなくて残念。この後もさっきの窓の前を左右にウロウロして時々吼えたり口を開けて客を威嚇していましたが、プールには近づきませんでした。

次はあざらし館へ。。

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上野不忍池

上野動物園の西園は一部不忍池につながっています。
こちら側には池の中にカワウの島がありますが、ハスが少なく開水面が多いせいか、カモはハスの中に隠れるようにして少数いただけでした。

Sinobazu_no_ike1

東園からは小さなモノレールで移動できます。
案外アップダウンがあるので、東園発の便は家族連れなどかなり利用者がいました。
メインの入口が東園なので、西園からは空いていたようです。

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不忍池側出口(出口のみで入場は不可)から不忍池へ。
ハスやヨシが繁茂し隠れ場所が多く、カモが種類豊富です。
まさに、各種取り混ぜてゴッチャリ入っている感じ。

Sinobazu_no_ike2

11月の段階ではなんとなくエクリプスのハシビロガモ。

Sinobazu_no_ike3

マガモ、コガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、バンなどが主な種類でしょうか。餌をやる人が居て(餌やりはしないでの看板あり)ユリカモメも乱舞、ドバトとともに上空からの爆弾に注意!

こんな看板にも平気でとまっています。「釣り」じゃないから大丈夫。

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その他、アオサギなども見られ都市の公園なのにかなりの野鳥が観察可能です。

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上野動物園その4 気になる動物

今回は動物はあまり見なかったので、6月に行った時の画像です。上野動物園といえば、ジャイアントパンダ。隣には最近有名なレッサーパンダ。最近ではスマトラトラやニシローランドゴリラの繁殖を目指した原産地の自然に近い環境での飼育が行われています。どこにいるか判らない時もありますが、どちらもごろごろ寝ていました。

梅雨時で蒸すのでボーッとするニシローランドゴリラ。

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ラマとアメリカバクが同じ囲いの中に飼育されていて、何回もバクがラマ舎の方に行って威嚇するのを見ました。ラマの方が背が高いはずですが、首を下げて恐そうにしていました。好きで同居してるのでは無いのに、因縁を付けられてかわいそう。。

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シロクマ(ホッキョクグマ)はどこでも人気者。お客さんが鈴なりです。寝室の入口付近で、「入れろー」コールを繰り返していましたが。。

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無駄だと悟ったのか水中にダイブ。泳ぐのかと思いきや、頭と顔に水を掛けてごしごし。温泉に浸かっているおじさんのように、「ウエー!」という声が聞こえそう。

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露天風呂?肩まで浸かって良い湯(水)加減?しばらくこのままでした。
頭にタオルが乗っていたら似合うのでは?

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次はかわいい系。ミーアキャット。見張りで立ち上がる仕草が人気者。
皆さん必死に写真を写していました。

Ueno_miakat

最小のシカ、ジャワマメジカ。知らなければ大き目のウサギと勘違いしそうです。

Ueno_mamejika

南米のネズミの仲間デグー。皆で固まって団子状態で寝ていました。

Ueno_degue

他にも珍獣オカピなどまだまだ多種類の動物がいます。
日本動物園・水族館協会のサイトから確認ください。電子図鑑もあり、何を飼育しているか調べることも可能。検索してみてください。

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上野動物園その3 外国の鳥

上野動物園の3番目は外国産の鳥を。

バードハウスの中の色が綺麗なアカカザリフウチョウやオニオオハシ、サトウチョウや、時々人間くさい動きが興味深いキバタンや、ラブラブで微笑ましいルリゴシボタンインコ達も見ていて楽しいのですが、個人的には今回この鳥を目当てに来ました。

ハシビロコウはこことシャボテン公園、以前行った千葉市動物公園で飼育されています。英名が、「くじら頭のコウノトリ類」と面白いネーミング。1mは越えていると思われる大きい鳥、日本名の表すクチバシの幅だけでなく厚みも相当なもので、頭の後ろ側もシュモクドリのように張り出していて、迫力は充分。置物のようにじっとして、めったに動かないことで知られていますが、日曜日でギャラリーが多く、落ち着き無く隠れ場所に移動していました。

Ueno_whale_headed_stork

特に正面顔は根性ありそうです。

Ueno_whale_headed_stork2

ヘビクイワシは足が長くてスマート。

Ueno_secretarybird

隅のケージに居たカグー。地味ながら綺麗な鳥でした。

Ueno_kagu

この画像のように、今のカメラになってから動物の画像で目をつぶったり、顔を背けたり、顔がうまく写らなくて不思議だったのですが、自分が被写体でスナップ写真を撮ってもらう時に暗い場合はAF補助測光が赤く光り(フラッシュは止めていて、赤目軽減発光では無いと考えられます。)人間でも相当気になる明るさでした。夜景モードなら光らない様ですが、手振れサインが点燈しちゃいます。動物の時は前のカメラを復活させてみようかと思うこの頃です。

インカアジサシも顔に白い飾り羽があって、餌の時間に乱舞する様子は綺麗です。
なぜかミヤコドリと同居していました。

Ueno_inca_tern

次回があれば、出てこなかったヤブツカツクリを観察してみたいと思います。
ちょっと期待していたイシチドリが居なくなっていたのは少し残念でした。

外国産の鳥はどれが珍しいのかよく判らなく、全部書ききれないので、日本動物園・水族館協会のサイトから確認ください。電子図鑑もあり、どこで何を飼育しているか調べることも可能。

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上野動物園その2 日本の鳥

今回は上野動物園で飼育されている日本の鳥を。
安いデジカメなので、ピントがオートのみで自分では調節不可能で、ガラスやケージの網にピントが合ってしまい、うまく写っていないのはご容赦ください。

入口すぐの左右の建物とケージに展示されています。

建物の中には小鳥類がいます。

ヤマガラなどポピュラーな鳥も。(東京ではなかなか見られない?)
夏の山で綺麗にさえずり、冬の田んぼでも見られるビンズイ。

Ueno_binzui

山では声がすれども姿は見えず。。のコルリ。地面を走るのが判りました。速い!
枝も揺れていないのに、そばに居たのがいつの間にか遠くで囀る謎も解けました。

Ueno_koruri

その他、建物の中にはコマドリやキビタキなどもいて青・黄・赤の鳥が揃います。
アトリも東京の方には珍しいかもしれません。

外のケージにはオオタカやクマタカ、サシバ、ツミ、チョウゲンボウ、ハヤブサ、コミミズクとフィールドでおなじみの猛禽類やオオワシ、オジロワシなど北の鳥、シロフクロウやメンフクロウなど外国の鳥も混ざって展示。6月に行った時には、オオワシのディスプレーのような鳴き交わしを観察できました。

Ueno_oowasi

建物の方の続きの池には、フィールドに1羽出ると大騒ぎのカリガネがゴチャッと入っていました。マガンに比べ白い部分が額の上まであるのと、クチバシが短い等の特徴が覚えられます。小さめな体長もオナガガモが一緒に入って(これも飼育のか不明)いて確認できました。

Ueno_karigane

その他、ケージにはタンチョウ、マナヅル、ミヤコドリ、ソリハシセイタカシギ(これも数羽いて、香港のマイポーを思い出しました。)、エリマキシギなどを展示。6月にはタンチョウにヒナが生まれてかわいかったです。

ちょっと奥の陰になったケージに、東京の野山の鳥。トラツグミ、タシギ、ヤマシギ、カラ類等。隣の一部アクリル板で中を観察できるケージには、ニホンリスとカケスがいました。クルミの殻が散乱しているところを見ると、餌の時間には食べる姿が見られるのでしょうか。

カケスがクルミのカラの中をつついていました。

Ueno_kakesujpg


東園の奥のバードハウスにも外国産の鳥に混じって日本の鳥も。

アカショウビンやカワセミは通常では考えられない近い距離で観察可能。
アカエリヒレアシシギも春の海上では数百羽の群を見ますが、海岸などで1羽見るとラッキーな鳥。6月の画像の個体はオスなので地味ですが(この種はメスが派手で1妻多夫)、首に赤が出ています。

Ueno_akaerihireasisigi

さて西園の不忍池出口近くにも水鳥のケージが。
オオハクチョウ、コハクチョウ、シジュウカラガン、オオヒシクイ、マガン、シノリガモ、オシドリ、ヘラサギ、クロツラヘラサギ、アジサシ、ミヤコドリや外国の種を展示。

ニホンコウノトリも。草が植えて生息環境に近くなるように配慮していました。

Ueno_kounotori

その他、関東では珍しいのかケリが飼育されてましたが、私には公園内に普通にいたオナガの方が珍しくて、一生懸命見てしまいました。

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上野動物園その1 日本の野鳥???

2006/11/26、上京のついでに上野動物園へ。

前回は6月の我孫子鳥の博物館の探鳥会の前日にも行ったのですが全部は見られず、この日も寄ってみました。入園5分前に到着したら、親子連れなどで券売機の前にはそれぞれ10人ほどの列が。寒くて雨模様の天気を考慮すると、なかなかの人気。コーヒーを飲んで暖を取り、列が解消してから入園。

ケープペンギンの展示で。

侵入者発見!!
あまり近くにいる個体はつい見なかった振りを。。

Ueno_penguin_goi

既に1匹、餌の魚を取られてしまったけれど。。
でも大きいしクチバシは尖ってるし、どうしようと相談する人(鳥)達。

Ueno_penguin_goi2

親子連れが見ていて変ったペンギンが居ると。。
それは違う、ゴイサギと言おうとしたら、真横にいた幼鳥に睨まれてしまいました。

Ueno_penguin_goi3

その他、カラスも人を恐れず困ったちゃんのようです。
よく見ると黒一色ではありません。

Ueno_hasibutogarasu

オナガ、スズメなどはこの2種に比べればかわいいものです。

カモは後の不忍池で紹介して、次回は展示動物に移ります。

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