太平洋フェリー、「きそ」フル区間乗船 その2 特等和室
2007/06/02、太平洋フェリー、「きそ」フル区間乗船。
さて、前後しますが、観察館までや名古屋の繁華街などをさんざん歩き回って疲れたので、夕食の前に部屋でひと休み。前記事の通り、船の上での食事以外はひとり旅なので、太平洋フェリーの中でも「きそ」は2人用個室が多く、一人でも利用しやすい。
今回はまだ利用したことの無い特等和室を選択。別に2等や寝台でも良いのですが。。スコープや双眼鏡など、可能性は少ないが盗られると買い直すのにお金がかかる鳥見用具を持っているので、1回A寝台にした他は個室にしています。
部屋に入ると左にビジネスホテルのようにカードキーを挿すと電源が入るシステム。カードキーを置き忘れなくて逆にいいかも。入口から下の画像の部屋が直接見えるのではなく、ふすまで仕切られた板敷きの部分があり、入口右には押入れと浴室。備品や浴室は以前利用の特等洋室と同じでした。
布団が左側に3人分まとめて置いたまま。一人でも邪魔なんで、3人で利用したらかなり狭く感じないかと思うのですが。他の布団やシーツにしわをつけない様苦労して一人分だけ取りだしました。すると2つ布団を敷いた感じでもっと狭い。片付けても良かったのだろうか??また家族と乗る時の為に上記の押入れにしまってもいいのか、フロントで聞いてみれば良かった。
右側はこんな感じで液晶テレビやティーサーバー、お茶セット(粉末インスタント茶)、冷蔵庫など。洋室と違うのは床の間くらいか。
さて、前記事の夕食後、同席の皆さんはラウンジショーに行ったようですが、私は好きなハスカップアイスを売店で買ってから、双眼鏡だけ持って星見。画像の天文手帳を処分してしまい定かでは無いのですが、記憶に残っていないところを見ると、大きな天文現象が無かったか。星座としては、北斗七星からスピカに連なる春の大曲線や、昇りかけのサソリ座や夏の大三角形が見えたはず。
自分を含め個人や太平洋フェリーのHPでもそうなのですが、なぜか障子やカーテンを閉めた形での部屋の紹介が多い気がするのですが、鳥見も目的の旅には見晴らしも重要な点。「きたかみ」ではこの階のこの位置は展望室になっているので、眺めが良いのではと思い選んでみました。
少し休んでから窓を開けると、、車の進入路のフタが上がり、かなり邪魔。
でも、右側を良く見ると名港トリトンの夕暮れがいい感じでした。
航行中の窓に近い位置からの眺め。舳先もかなり見えます。
ただ、この位置にスコープを置いて鳥見をすると海の面積の方が多く、船の前を横切るハイイロミズナギドリの群やハイイロヒレアシシギの群やコアホウドリなどが、「向こう側に行ってしまった。」ということが無く、良く観察出来ました。
入出港時もちょっと面白かったので、また後で。
最後に、この航海中は海がとても静かでした。それでも遠州灘や尻屋崎沖ではピッチング(縦揺れ)が気になりました。やはり舳先の部屋はどうしても縦揺れが大きくなり、波を乗り越える時の衝撃もゴツンと伝わってきます。波の高い時は酔いやすい方にはつらいかもしれません。
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