ホームズ彗星大増光
17等星の暗さのホームズ彗星が、10月24日に大増光、2.9等の明るさになったとのことで、2007/10/29、11/8に観察しました。
つるちゃんのプラネタリウムで見つけ方を教えてもらい、最初は10/29に観察。何しろ突然の大増光、いつまた突然暗くなってしまうかと、確実に探す為に暗い空を求めて近くの山へ車で出かけました。
東~南東側は市街地の明かりも結構影響あるようですが、北東なので山の稜線の上に見ることが出来ました。
しかも月齢18.3と満月に近い月が煌々と照り、星座の形が何とかたどれる程度。家の前にある水銀灯よりはましですが、かなり探しづらい状況でした。しかし、月とカペラの位置からペルセウス座α星をたどり、その下にいたホームズ彗星を発見。なかなか探せない私を尻目に、目のいい主人は「薄黄色いぼんやりした星が見えるけどあれ?」とかいって早々に見つけていました。
その内に双眼鏡で私にも見えたのですが、まだあまり拡散していず、「ハレー彗星の時みたいだね。」と、ちょっと見てすぐ山を降りました。
その後、一般公募探鳥会やちょっと用事が立て込んでいたり、天気が悪かったり、今日やっと2回目の観察。22:00過ぎに家の窓から覗くと、既に軒に掛かるほど高く上がり、外に出て観察。
見つけ方はあまり変らないのですが、市街地にある家からだと明るくてぎょしゃ座の五角形のラインもままならず。しかし、拡散が進んでおり、面積が星というより星雲のように見え、肉眼でも簡単に見つかりました。スコープでも観察しましたが、双眼鏡で見るのが、コマが拡散して他の星よりこんなに大きいという比較がしやすかった。月齢も今日は28.3と細い三日月で空が暗いのも良かったのかも。
ちょっと見ていただけでかなり寒くなりました。そういえば今日は立冬でした。
国立天文台のサイトでは2007年11月12日まで、「ホームズ彗星を眺めよう」キャンペーン中。
アンケートに答えると、ホームズ彗星がレイアウトされた画像がダウンロードできました。
天気さえ良ければ、まだ数日は市街地でも見えそうです。
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