オホーツク流氷館
2006/12/31、午後2時というのに早くも陽が傾き、観光に切り替え網走市内から天都山の山の上の「オホーツク流氷館」へ。年末年始は15時までの臨時開館とのことで、急いで回ります。体験展示に行く前に、「流氷の海の生き物」として、ダンゴウオの仲間のナメダンゴとフウセンウオの幼生が吸盤で水槽にくっついていたり、流氷の海に住むクリオネも生きている状態で展示。
ここで有名なのは「流氷とシバレ体験」。-18℃の室内は冷凍庫の中と同じ温度。夏の薄着の時期でもキルティングジャケットを借りて、流氷に触ったり極寒を体験。
入口で濡れたタオルを渡され、中で振り回すよう言われます。1分くらいで氷ってジャリジャリになり、さらに時間が経つと棒の様に氷りました。前日に同じ状態は露天風呂で体験済みなので、夏に来た方が驚けるかもしれません。展示している流氷は接岸している3月頃入れ替えるらしく、12月の時点では周りが溶けたようになって流氷らしさは今ひとつ。
流氷は、アムール川河口付近で海の表層部分の塩分が薄い所が氷ったもの。ウトロの辺りで綺麗なのを舐めてみたら、あまりしょっぱく感じませんでした。
他に南極の氷(各年代で層になっている。)や、かき氷用の氷柱のような中にホッケやイトウなどの魚を入れてある氷の水族館。切断面が歪んでいるので何の魚か識別不可能なのも。
その他、映像で流氷を再現するハイビジョンシアターや、流氷の出来る仕組みの解説、オホーツクの文化圏の謎の古代文化の展示も。それらが出土した網走市内のモヨロ貝塚にも行きたかったのですが、年末年始はお休み。パネル展示をさらっと読んで展望台へ。
目の前には網走の町の向こうにオホーツク海が広がり、南東側には遠く斜里岳や、ぼんやりと知床の山々までが一望の下に見えました。後ろに転じれば網走湖も見えたはずなのですが、一面の雪原にしか見えなくて、この角度しか画像が映ってません。。
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大晦日なので早めに網走駅前のホテルに入り、汁椀1杯分のちょっとだけ年越しそばを食べてまったり。近くで海鮮の店が開いていなく、夕食はファミレス。紅白のあの問題の部分は、闘魂系の番組を見ていて後でニュースで知りました。
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