花咲港~春国岱
2007/01/03、コオリガモを期待して根室の花咲港へ。
港の側にはカニの売店(花咲ガニかな?)が数軒ありましたが、皆閉まっていて港付近はガランとした風景。港の中では初漁に出る準備か、大漁旗を掲げた船に人の姿が見えました。
水面にはホオジロガモやシノリガモ、オナガガモ、スズガモ、クロガモ、マガモ、コガモなどカモ類がたくさん。もう恋の季節が始まっているようで、あちこちで追いかけっこ。
よく鳴くので、特徴的な「アッ、アオナ!」という声が響きます。青菜の読み方でなく、「アッ、アオナ!」とオが強く発音される感じ。2羽のオスが1羽のメスを追いかけて、三角関係ですか?と芸能レポーターになった気分。
やはり大きく見せたいのでしょうか、20cmの長い尾をピンと上げてアピール?
2羽で懸命にディスプレイや小競り合いを繰り返しつつ、メスを追いかけますが。。
メスは潜っては餌探しに忙しく全然無視。ちょっと気の毒。
画像は水面に上がってきたばかりで水滴が散っています。
メスがずっと向こうに行ってしまったので、1羽はちょっと休憩して羽繕い。
もう1羽はあくまでも初志貫徹、急いで追いかけるようでした。
その他、温根沼では首を思いっきりのばしてのディスプレイも。
ちょっと変な顔に。。
その後、夏もオジロワシが繁殖するなど、鳥も多い春国岱へ。
R44沿いの入口には、根室市春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンターが。この日は休館の模様。
春国岱は左に風連湖が広がり、右手には枯草の原の向こうに海。砂州の上の木道を歩きます。去年の台風で森の中の観察路が壊れてまだ復旧していないそう。海岸沿いを観察塔の近くまで歩きましたが、ここでもユキホオジロには出会えませんでした。これだけ雪がないと、どこでも餌がとれるので、出会うのは難しいかも。
根室市春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンターのサイトに自然情報が掲載され、いつどんな動植物が観察できるか確認できます。美味しいことが書かれていますが、やはり毎日観察している方は珍鳥も見つけることが出来るのでしょう。
鳥が少なかった風連湖。氷が張らないと穴を開けてのコマイ漁ができなく、外道の魚を放ってくれるので集まるワシもいないという構図なのでしょうか。小鳥も少なかったのですが。。
それでも草原ではノスリと真黄色のマヒワが3羽見られました。
海は花咲港で見られたようなカモ類。
入口付近のカモメ類はセグロ、オオセグロ、シロ、ワシと揃っていました。
夏もヒオウギアヤメや繁殖するオジロワシ、森の中の散策と何度でも来たいところです。
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