伊豆沼・内沼
前記事からしばらく諸事情で中断していました。
2006/12/28、東北道の若柳金成ICより伊豆沼へ向かう。
高速上で見た、マガンが散らばっていた辺りに行くと。。
アシの向こうで見つからない自信があったのか、50+のオオハクチョウと500+のマガンが遠くの田んぼでくつろいでいました。車の入れる道がなくて安心なのか、さかんに羽を広げて伸びをして気持ち良さそう。今回は雪が少なく、どこでも餌が取れるので前回のように1ヶ所に固まってはいませんでした。

稲の根や落穂なども雪に隠れることなく食べ放題。

ただ、食べることのみに集中していないので少しのアクションで警戒され、車でもこの距離から手前のグループの首が立っています。主人は「今年は写真はあきらめる」そうでした。(以上3枚は車の窓にスコープを置いて、カメラを押し付けるという不安定なもの。)

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途中で買い物渋滞を迂回して道に迷い、先に内沼に出たので、サンクチュアリセンターつきだて館の前の給餌場に行ってみる。
田んぼでオオハクチョウが採餌する向こうには端だけの半端な虹が。水田が広がる風景の中に点在する農家は防風林に囲まれ(イグネはこの辺でしょうか?)、独特の雰囲気でした。

頻繁に一般の方がパンミミなどを持ってくるので、人が近づくと寄ってきます。
オオバンが少しとトモエガモが1混じっていました。

男の子がオオハクチョウに囲まれていました。
大人でもかがむと同じ高さになり、鼻息で「シュー!!」と脅されると恐いかも?

オオハクチョウとオナガガモがほとんど、遠くにオジロワシが舞っていました。
内沼の湖面にはカワアイサの群。
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途中のアシ原でオオジュリンのチュイーンという声や、ベニマシコのピポピポなども聞こえ、北に来た感じが高まります。新田駅の近くの観察館に向かう(サンクチュアリセンターの方は今回は寄りませんでした)。給餌場はオナガガモが駐車場の方まで上がりこんでいました。観光客が持ってくる餌はえびせんやスナック類も多く、カモが塩分で高血圧にならないかと心配。猛禽も、ノスリが様子を見にきたり、ミサゴが飛んできて魚(フナらしい)を捕まえて飛び去りました。

仙台に戻って船に乗るので、淡水魚館もあるりっぱなサンクチュアリセンターはまたゆっくり次回に。以前からの観察館で沼を見ると、遠くにカワアイサがいただけ。カモやオオバンは給餌場に集まっていたようです。すでにこちらはスコープなども取り外されていましたが、建物は近くで見たい人に開放されていました。

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瀬峰駅近くの蕪栗沼で、すでに傾きかけた夕陽の中にチュウヒがゆったりとした舞いを披露します。雪がないせいか、ここらをねぐらにしているはずのマガン達は、付近の水田で採餌していて帰って来ずタイムアップ。仙台港へ向かう途中の長沼もカモが入っていました。
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