入笠山の秋
入笠山は長野県諏訪郡富士見町にあり、標高1955m。山頂付近は夏のお花畑と多種類の蝶、冬はスキー場富士見パノラマリゾート、多くの入山者で賑わいます。カラマツが多いので、2006/10/20、金色の紅葉を期待して、出かけました。
R20から山道をうねうね登ると、標高が上がるにつれカラマツの黄色が。
途中の紅葉は少し早いようでしたが、鮮やかなものも。ウリハダカエデ。
紅葉を眺めていたら、運転席のダンナが「ヤマドリ!オス!」と叫びましたが、ロードランナー風に走って、さっさと林縁の藪に隠れてしまい、長い尾の先しか見られなく。。「目の周囲の赤いのが綺麗だったよね!」と同意を求められ、くやしーい思いをしました。道路脇に出てくる鳥や動物は、運転者の方が早く気づく場合が多いですね。
標高1810m、ここまで登ると落葉が盛ん。道にはカラマツの針のような葉が散り敷いています。初夏はコマドリが鳴き、レンゲツツジが綺麗な大阿原湿原も、赤から茶色に変わり始め、落葉して枝ばかりの木も多く、寂しい風情。
寒さからか元気がなかった、アキアカネ。
鳥はアカゲラのケッという鳴き声や、もう群になってジュクジュクと鳴きながら木を渡るエナガ、カケスやゴジュウカラは枯葉の下を覗いたり、冬の間の餌を隠すのに大忙し、人が見ていようが構っていられません。
マユミの赤い実がはじけ始めて。
もうお花畑はないので、頂上には登りませんでしたが、サルオガセの絡むモミの木を眺めながら、入笠山湿原まで。こちらはさらに標高が高く、茶色に枯れていました。
途中の展望台で富士見の町を見下ろす頃には雲が厚くなり、早めに下山。
道の駅併設の蔦木温泉・つたの湯に寄って帰りました。それは次回。。
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