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ルーブル美術館展

時系列で書いていくと会期が終わりそう。先にこちらを。
2006/6/17、初日の東京芸大美術館・ルーブル美術館展を見に。

初日の午前中で、入場は30分待ち。(後で入場日時指定チケットがローソンで買えるのを知った。)人が多く、会場内は人の頭しか見えないのかと思いましたが、少しづつ入場させていて、うまく人のかたまりの間に入れば、私の身長でも展示物を詳細に観察して来れました。(追記:連休の中日の7/16に弟が行ってきたら、普通のチケットでは50分待ちだったそう。)

副題が、「古代ギリシア芸術・神々の遺産」となっているように、展示物はギリシアの大理石の彫刻やテラコッタや壷、一部に指輪などの金の装飾品。今回は絵画などはありません。著名人の肖像やギリシア神話に由来するテーマの彫刻が多く、面白そうなので500円払い音声解説機を借りました。

メインの作品は、「アルルのビーナス」。フランスのローマ劇場跡で発掘されたのをルーブル宮殿で一流作家が修復(というか腕の部分はリメイクに近い?)して、2人で1個の作品となっている。私のような素人が見ても全然違和感無く優美なラインが美しいと思うだけです。

印象に残ったのは、ソクラテスなどの像が、偉人を理想化した顔(よく美術室にある胸像とか)でなく、人間臭い表情を残した形での作品であったこと。ただ、神々は元々理想像なので、いわゆるギリシア彫刻の整った顔立ちばかりでした。(追記:ソクラテスとソフォクレスが別人であることを知らない人が、訳知り顔で連れに解説していたと弟が憤慨してましたが。。うちのダンナもソフォクレスは知らなくて、興味のない人はそんなもんかと。)ちなみに、ソフォクレス(ソポクレス)はギリシャ悲劇の作家。

この時代は墓碑に彫刻をほどこすのが支配階級の墓には多いらしく、故人そのものの他に神話題材のヘルメスやセイレーン、ライオンなども彫られていて目を引きます。

神話関連での彫像は、ヘラクレスやニケなど以外にもパーンやアレス、三頭三身のヘカテなどのが初めてで面白く見ました。アフロディテは一つのコーナーになっていて、作家・時代によってふくよか、スリムだったり、動きがあるもの・ないものなど対比させて楽しみました。

また、ギリシア悲劇の仮面の一部やテラコッタの人形の一部には庶民のおおらかな暮らしが伺われる素朴なものも。(全体的には都市国家が充実した時期に、専門職につくられた作品が多く感じられましたが。。)

ここの後に、池袋の古代オリエント博物館に行き、クレタ島などから出土した、地中海の息吹を感じるおおらかな土器など見ると、地域性の違いが判って面白いかもしれません。

展示やチケットの詳細は 日本テレビのルーブル美術館展オフィシャルサイト で。秋には京都に巡回するそう。

ちなみに芸大美術館のショップで、絵画はあたりまえですが、ボールペンなど芸大グッズを各種売っていたのも印象に残りました。中にはランチもある喫茶ルームが設置され、チーズケーキと紅茶で一服して、国立科学博物館に移動しました。

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国立科学博物館で6/18まで開催していたナスカ展は、最終日1日前で激混み。こちらも暑い中30分待ってやっと入ったのに一度に入れすぎ。展示を見るのにサイドから背伸びしてやっと覗けたり、苦労しました。

地上絵のCGなどより、日本のへたうまな漫画のような動物や楽師、漁師などの彩色の土器が記憶に残ります。
黒目の残る子供のミイラや首級はちょっと恐かった。

まだ、どのような展示だったか、記事を書いた時点では、 国立科学博物館公式サイト内、ナスカ展の展示内容のページ で確認できます。

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