宇津ノ谷峠(蔦の細道、明治のトンネル)
2006/4/7、宇津ノ谷峠へ。静岡市駿河区と岡部町に所在。
静岡駅から静岡鉄道バス、中部国道本線、藤枝駅行きで40分ほど。宇津の谷入口下車。
宇津ノ谷峠の蔦の細道といえば、伊勢物語の歌で有名。
「駿河なる 宇津の山辺の うつつにも 夢にも人にあわぬなりけり」
今ではR1には道の駅が整備され、上の歌の山道はハイキングコース「蔦の細道」として整備されています。バス停とハイキングコース入口は「道の駅、宇津ノ谷峠」の端に。まずはソフトクリームを買って休憩。
蔦の細道のハイキングコースは、茶畑やスギ林の中を登ります。道も整備され、休日には歩いている人も多く、「人に会わぬ」ということは現在はありません。坂が急勾配になって木の根がある自然な道になった頃、峠に出て突然眺望が開けます。
歩いてきた山道にはシャガ、タチツボスミレ、マムシグサなどと、ホウチャクソウ。
岡部町側に降りると蔦の細道入口の碑が。
周辺は公園になってトイレも完備、川が流れ小さな吊橋があります。駐車場もあり。
さて、まだ体力と時間があるので、引き返す形で旧東海道に行って見ましょう。
こちらの道は、江戸時代に馬も駕籠も通ったのか、先程より平坦な道で、途中から道をそれ明治のトンネルへ。案内版で見ると位置関係が判ります。真ん中の点線2本が、現役のR1昭和と平成のトンネル。一番下の点線が旧道の大正のトンネル。挟まれて、上を東海道が通っているのが明治のトンネル。
このトンネルは細いので、今は遊歩道として整備され、中を歩いて静岡側に戻ると公園になっていました。中で写真を写していたら急に声を掛けられてどきっ!!知らない間に隣に居て、「なんか暗くて恐いですねー。」という人のほうが恐かったりして。。
少し歩くと、宇津ノ谷の集落に出ます。町並み保存地区になっていて、石畳(新しいのでちょっとなんだか。。)や屋号の看板などを見ながら、行きと逆側のバス停に到着。
静岡方面へ帰りのバスは旧丸子宿の側も通るので、丁子屋でとろろなどいかがですか?
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