オオムラサキセンター(山梨県北杜市長坂町)
オオムラサキセンターは旧長坂町の時からあり、日野春駅から徒歩10分位。最近はオオムラサキセンターを中心に自然公園部分には里山、池、棚田など再現されて農業体験プログラムも用意されています。前から清里の帰りなどトイレ休憩には寄っていましたが、改めて、オオムラサキセンターに入館してみました。建物がオオムラサキを模してありますが上から見ないと普通です。
スリッパに履き替えて400円を払い入ると、水槽にメダカ、カワエビ、ニッポンバラタナゴ、ゲンゴロウ、ドジョウ、ヨシノボリ、アブラハヤ、タモロコ、モツゴなど近隣で見られる淡水魚を展示してありました。展示室に進むと、ジオラマと剥製などで雑木林の四季を再現。オオムラサキの生態(幼虫の食草エノキ、成虫はクヌギの樹液を吸う)や日本での分布(広いがフィールドで確認したことがない。)、日本各地のオオムラサキ(大きさ・模様に地域差がある)など展示。日本各地の蝶や、世界の蝶の標本も見られます。
さらに進むと森林科学館、森林の成り立ちや生態系など全般的なことが学べます。企画展示としては、ドイツの木のおもちゃと、世界のクワガタやカブトムシが開催中でした。親子連れが興味深げにのぞきこみ記念撮影、ヘラクレスオオカブトムシが巨大でした。この仲間の体色はゴキブリを連想させてちょっと。。
奥はメインの、オオムラサキ観察施設「びばりうむ長坂」。各種蝶の食草や近在の自然を再現し、今の時期はオオムラサキの他キアゲハ、モンシロチョウ、アサギマダラ、ジャノメチョウの仲間など飼育展示。カブトムシやクワガタなどの甲虫もおり、オオムラサキがカブトムシに混じって樹液を吸う様子も観察できます。裏は地味でキチョウみたいです。
中々、派手なオスは明るい場所で羽を広げてくれず、樹液の補助に置いてある、餌場のパイナップルに乗ったのをやっと撮影。オスも小さいとはいえ10cm。
ちなみにメスは地味なせいか、遠慮なく餌場を占領したり飛び回っていて(ひらひら飛ばず力強い!)耳元に来たときには、ブンブン羽音さえ聞こえる。12cmもあり大きく(見た目、ガを思わせる。。)服に止まられそうになり思わず避けました。
エノキには幼虫が沢山ついていましたが、写真は。。外では、ごちそうが一杯なのに入れないウグイスの地鳴きがチェッチェッ!と舌打ちに聞こえました。
外の自然公園の部分でオオムラサキの野生の個体。。は無理でしたが、外の池にはガマが茂り、シオカラトンボ・ショウジョウトンボ・コシアキトンボを観察。比較的長く停まったコシアキトンボのみ写せました。
里山の棚田の方には水車小屋や吊橋もあり、家族ででかけるのに楽しい場所です。
詳しくは、オオムラサキセンターの公式ホームページへ
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