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戸隠森林植物園

2005.6.19戸隠森林植物園に行きました。

普通のルートは長野方面からループ橋経由で入るが、今回は中野泊まりなので三水村付近からのルートで登り、飯綱高原の大座法師池を横に見て、カラマツやダケカンバなどの森が続く道を快適にドライブ。戸隠に入り、そば屋が並ぶ中社前をすぎると越水ヶ原から戸隠の森へ続きます。

奥社の方には大きな駐車場がありますが、観察が目的なので手前の森林学習館側の駐車場へ。この時期はミズバショウは咲いてないが、観光客が少なくて良い。降りるとすぐゴジュウカラが目の前に飛んでくる。ニュウナイスズメのさえずりを聞きながらみどりが池へ。

togakusi-midorigaike

判りにくいですが、真ん中の切り株にカルガモの親が乗っています。子ガモはどうしたかな、と思ったら足元から出てきて、あわてて撮りました。

togakusi-karugamo

他の切り株には、キセキレイが乗っていて飛び回っては一生懸命虫を捕らえていました。ここまでは駐車場からウッドチップの道があり、ここから奥は広めの木道で一応バリアフリーとなっており、実際に介助者が付いて車椅子で観察されているかたも。広葉樹の林とモミやカラマツの林が見られます。

togakusi-mokudou

林の中には小川が流れ、ミソサザイがさえずります。先に奥社入り口の売店に行き、コーヒーとクマザサソフトを楽しみました。ほろ苦くて抹茶みたいな味ですが、熊笹なので健康になりそう?水がおししいせいかコーヒーもいいお味です。おみやげはそば饅頭がよく売れてました。時間が有れば奥社まで往復しても2時間はかからないけれど、鳥が目的なので植物園内に引き返し、クリンソウが咲く入り口広場から水芭蕉園に向かう道へ。

togakusi-kurinsou

途中にはキビタキが目の前に出てきたり、こずえにサンショウクイが舞ったりと、葉が茂っていて見えにくいものの結構楽しめました。ギャハハとうるさい観光客の団体をやりすごしていたら、クロツグミが地面に降りて、落ち葉を掘り返して餌を探していました。

植物は結構地味ですが、クルマバツクバネソウ、バイケイソウ、ギョウジャニンニク、サワギキョウなど花が咲いていました。唯一派手なヤマシャクヤクは一輪しか見られませんでした。あとは、水芭蕉園からミソサザイやキビタキのさえずる小川の小道を通って戻りました。過去キバシリの見られた”キバシリ注意報”の区域で一箇所だけ飛んでいくところがみえました。幹に停まった状態でゆっくり観察したかった。

鳥信 カルガモ、キセキレイ、キビタキ、ニュウナイスズメ、サンショウクイ、アカハラ、コルリ、キバシリ、ミソサザイ、カケス、センダイムシクイ、コサメビタキ、クロツグミ

アフター:中社との間の鏡池入り口付近にはそば屋「そばの実」があり、いつも寄ります。歯にしみるような冷たい水で洗ったそばは最高。昼時は並んでいる人がでるほど。

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