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城ヶ崎海岸(自然観察編)

城ヶ崎海岸観光編では、観光バスで案内されるような場所でしたが、自然観察路にふれたいと思います。

城ヶ崎海岸は、富戸から伊豆海洋公園までのピクニカルコースと続いて八幡野港まで全長では約9キロの自然観察コースが整備されています。大体全体同じ環境ですが、コース上で磯の観察をするなら、伊豆高原駅に近い橋立の、大淀、小淀が良い。夏~秋はこちらの方が南から流れてくる熱帯魚など観察できますが、今回は灯台から蓮着寺経由、いがいが根まで歩きました。

環境としては、リアス式海岸に常緑樹林帯、ヒメユズリハ、スダジイ、ミズキなどが高木になって茂り、下を見れば、ヤマモモ、ヤブニッケイ(葉をもむとクスノキの臭い)、ヤブツバキなどの植生、海岸の岩にはクロマツが生えて絶景の助けになっています。

今回はヤブツバキが咲き終わりで少し残っており、大島桜が綺麗に咲いていました。ヤマモモはもう終わりますが、5-6月には、トベラ、マルバシャリンバイの白い花が咲きます。道もアップダウンがきついですが、偽木の階段など人工物にしないところは好感がもてます。草はイワタイゲキの黄色い花咲いていました。林床には下草として、ウラシマソウの花が見られます。

ウラシマソウ

さて、今回の目的である鳥は、サクラ並木ではメジロ、ヒヨドリが蜜を吸い、コゲラが幹を忙しく叩きます。海岸に出ると、イソヒヨドリ♂が青い背中をみせて美しい声でさえずります。森ではシジュウカラ、アオジ、ウグイス、空にはアマツバメ、海にはウミネコ、ウミウ、オオミズナギドリ、ウミスズメsp7(カンムリウミスズメの可能性は高いものの、飛んでいたので識別不十分の為)

まだ、ハシボソミズナギドリ、ハイイロミズナギドリは見られない。見られるとうれしい鳥のコアホウドリはでませんでした。

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