アンタレス食(星食)
本日未明、南東方向でアンタレス食がありました。
11月の金星・木星・月の集合以来久々に「家で見られる天文現象」、深夜ですが観望してみました。
星食は月が星の前を横切り、一定時間隠す現象。
今回は月齢20.3の明るい月で条件はもう一歩ですが、対象の星がアンタレス。
さそり座のα星で1.1等と割合明るく赤いので他と間違えにくい利点も。
潜入(見かけ上月の左側から星が隠れる)は0:20、高度11.58度。
この高さでは隣のアパートの2階も視野に入ってまずいので、直前から観察。
しかし明るい側からの潜入で、2分前ですでにどこ?状態でした。
出現(見かけ上月の右側から星が出てくる)は1:28高度19.77度。
もう双眼鏡を向けても天体観望しているとわかる高さで、前から瞬間を待ちます。
上空に風があるらしく、フィールドスコープの中の月も周辺が揺らぐ。
1:30やっと確認できて、5分ほどで赤い色が戻って見えました。
やはり明るすぎて、出現の瞬間は無理でした。
見終わってから、もらったムーングラスを使って証拠写真を一枚。
フィールドスコープにデジカメを押し付けて撮影しています。
アンタレスも微妙に写っていたけれど、軽くしたから見えないかも。
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